「NEWS23クロス」膳場貴子、被災地の現地取材を今も続ける

 TBS報道番組「NEWS23クロス」(月曜~木曜 22:54、金曜 23:30)の膳場貴子キャスター(36)が、3月11日に発生した東日本大震災の被災地の現地取材を宮城と岩手を担当し、今も続けている。

膳場貴子

 膳場キャスターが初めて現地入りしたのは3月26日。「逃げようもない事実」が目の前にあり、途方に暮れたという。「どういう立場で伝えればいいのか、と怖かった」と振り返る。しかし何度も通ううちに、スタジオでニュースを読む際にも、被災地で何が必要か自信を持って伝えられるようになったそうです。
膳場貴子

 印象深かったのは、宮城県石巻市の雄勝中学校。生徒たちを支える校長ら周囲の大人の言葉に感銘を受けた。「もっとも悲惨な体験をした子どもたちにはもっとも豊かな教育を受ける権利がある」。単に“復旧”するだけでなく、地震前よりたくましく、豊かに育ってほしいという大人たちの強い気持ちが伝わった。

 雄勝中の生徒たちは、古里が再び立ち上がるようにと、古タイヤにテープを張った“復興輪太鼓”を演奏している。番組の報道をきっかけに、JR東京駅で太鼓が披露されるなど、支援の輪も広がっているという。

 「被災地では人口流出の懸念が広がっている。そこで私たちが古里で踏みとどまろうとする人の姿を伝えれば、応援にもなるし、社会の関心も集まる。直接的には助けることはできないけれど、支援のサイクルを作る一助になれたら。被災地のみなさんとは、長い付き合いになるんだろうと思います」。そう決意を込めた。(11/10 mainichi.jp

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