映画「チェスト!」元フジ 大坪千夏が女優デビュー!

 元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーで活動中の大坪千夏(41)が今春公開の映画「チェスト!」(雑賀俊郎監督)で女優デビューする。遠泳大会に参加することになったカナヅチの少年の母親役を演じ、「いい味出してる」と評判だ。平成17年にフジを退社後、夫の仕事場があるスイスに在住。一時帰国中に完成作品を見た大坪は、「冷や汗と涙が交互に出ました」。“初体験”の悲喜こもごもを聞いた。
 「お母さん役で映画に出てほしい」。昨年春、局アナ時代に出演した朗読劇「ラブシーン」の坂上也寸志プロデューサーから、スイスの自宅に電話があった。

 「エーッ、映画? わたしがお母さん?」と驚き戸惑ったが、「スイスの山奥で隠居生活をしていると、あ、楽しいかも、なんて思ってしまったんですよね」と笑った。

 結婚と同時にフジを退社。チューリヒから電車で15分の自然豊かな町で夫と暮らす。「この2年間、自分に何ができるのか、何が求められているのか考えていました」という大坪にとって、新たな可能性を試す、チャンス到来だった。

 映画は鹿児島県の薩摩半島と大隅半島間(4.2キロ)を泳ぐ「錦江湾横断遠泳大会」を舞台に、あるガキ大将と仲間の成長を描く物語。大坪は主人公・隼人の母親役。

 昨年8月、撮影が始まると意外なクセが判明した。「アナウンサーはカメラ位置を常に確認するのですが、映画ではカメラは“ないもの”。何度も見てしまい、カメラさんに『こっちじゃないですよ~』と言われたこともありました」

 へこむ大坪は、「福岡出身ですが、同じ九州でも福岡弁と鹿児島弁は全く違うもの。子供を抱くシーンでは、子供がいないので、どう抱くのかな、って考え始めたらわからなくなってしまって」とさらに落ち込んだ。

 そんな大坪を支えたのは、共演の羽田美智子(39)やエキストラの子供たちの母親、子役たち。現場で鹿児島弁を矯正し、「勢い込んでいけば、自然に抱けるわよ」と励まし、子役は「失敗は成功のもとだよ」と慰めてくれたという。

 「映画の撮影は、毎日が敗北感でいっぱいでした。と同時に、アナウンサーとしてベテランといわれる年になって、新しい勉強ができたことがとてもうれしかった」と充実感でいっぱいだ。

 「完成した映画を見たら、あそこはダメだな、こう直したいなとか…今は宿題を残された感じです。女優はこりごり? これで終わりにするとデビュー、即、引退ですよね(笑)。できなかったことを少しずつ、少なくしていきたいと思っています」。“スイス在住の女優”が誕生した。(1/19 サンケイスポーツ)

 大坪千夏と言えば、1993年に元フジテレビ社員の銀行員と結婚したが、1997年に離婚。2000年頃から、「キャイ~ン」の天野ひろゆきとの交際が発覚したが、2004年秋に破局した。その後、2005年に元フジテレビ社員でスイス在住の男性と結婚したみたいですね。
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